基金の概要
設立の趣旨
「生命(いのち)の基金」は、昭和61年4月から62年7月まで、心身障がい児・者や未熟児、白血病、臓器移植、高齢者問題についての生々しい生命の闘いについて取り上げた高知新聞の長期連載「生命は守られているか」への読者のみなさんからの熱い共感をきっかけに、多くの県民、団体から集まった寄附をもとに、すべての人が自分の住む地域社会で心豊かに暮らせられるよう医療の充実、振興を図ろうと、治療、研究、救済・支援活動に取り組む人たちに援助の手を差し伸べるため発足しました。
信託の目的
地域社会における医療振興を図る諸活動の奨励・助成を行い、もってわが国の福祉向上と医療の進歩に寄与する。
※公益信託とは…委託者が財産を一定の公益目的のために信託し、受託者がその財産を管理・運用して公益目的を実現するための制度です。
事業内容
① | 難病性疾患に対する治療活動、研究の助成 |
② | リハビリテーション医学に関する諸活動の助成 |
③ | 生命科学に関する研究の助成 |
④ | 地域社会における看護活動に関する諸活動の助成 |
⑤ | へき地保険医療の研究および診療活動の助成 |
⑥ | その他、信託目的に沿った事業の助成 |
概要
発足年月日 | 平成元年8月31日 | |
主務官庁 | 厚生労働省 | |
当初信託財産 | 50百万円 | |
委託者 | 株式会社 高知新聞社 | |
受託者 | 三菱UFJ信託銀行株式会社 |
運営組織